中盤からの流れ良好。和田野球が見えたドロー。

柴田がんばれー

阪神　５△　－　△５　ヤクルト

先発のメッセンジャーは常にボール先行の厳しい展開。
序盤から中盤にかけて5失点。
しかしその後を受け継いだ鶴、渡辺、藤原、福原が見事にリリーフ。
榎田の前までに同点に追いつかせたってのも大きいが、これは4人が作ったリズムの賜物。

打撃の方は序盤は全く館山に歯が立たず。
しかし、新井がバッチリとらえてHRにしたところから完全に球が上ずり始めましたね。
そこを平野、マートン、藤井あたりがねちっこく打ち返したところがよかったです。
ブラゼルに大きな当たりが出たのもよかったです！
ただ、その後が狙い過ぎて、ボール球に簡単に手を出してしまったのは非常に痛かったです。

そして、今日のポイントは柴田と俊介です。
まず5回に2アウト1、3塁のチャンスで柴田に回ってきたところ。
ベンチには関本も良太も桧山も残っている状況にもかかわらず、敢えて打たせたわけです。
勝負にこだわるなら勿論代打ですが、試合は中盤、そして何より若手に力を付けると言う意味でよく意図の伝わる策でした。
俊介の方は、あのスクイズです。
柴田とは違って今度は8回の勝負どころの場面、難しいバントを決めました。
これはこれで難しい場面で、しかもバントミスが多めの俊介にあれを任せると言うのは、これも若手に力を付けるための策でしょう。

今日は結局のところは先発が崩れて拙攻で倒れたと言う試合ではあったと思うんですが、若手の力を試そうと言う意志(投手も)を感じました。
もちろん勝利は大事ですが、監督一年目と言うことで、まずは和田野球を浸透させることが始まりです。
そう言う意味で、今日は何か良い物を見れたような気がしました。


明日の予告先発
阪神「安藤優也」←燕キラー　ヤクルト「石川雅規」




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